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角地の外構費用はなぜ高い?無駄を削ぎ落とす「コストダウン」と「魅せる」配分

導入:角地は「資産価値」が高いが「外構費用」も高い

「角地は開放感があって資産価値が高い」
不動産購入時にはそう言われますが、いざ外構計画に入ると、その「開放感」がコストの壁となって立ちはだかります。2面が道路に面しているため、外からの視線にさらされる範囲が広く、安価なブロックで済ませられる「裏側」が少ないからです。

結論から申し上げます。角地の外構費用は、通常の中間画地(両隣が家の土地)に比べて50万〜100万円高くなります。予算300万円における成功の鍵は、2面の道路すべてを隠そうとせず、視線を遮るポイントを絞る「選択的目隠し」にあります。

私たちGAIKO LABは、角地特有の「見られすぎる悩み」を解決しつつ、街並みのランドマークとなるような美しい外構プランをご提案します。

角地の費用内訳:「外周コスト」が倍増する理由

通常、隣家との境界は安価なコンクリートブロック(CB)で済みますが、角地の場合、道路に面する2面は「家の顔」となるため、化粧ブロックやフェンスなどの「見せる建材」を使わざるを得ません。これがコスト増の正体です。

以下は、角地30〜40坪・予算300万円で、プライバシーと美観を両立させるための配分モデルです。

【選択と集中】角地・予算300万円の配分モデル(専門店発注ベース)

工事項目 概算費用 施工内容・グレード感
1. 基礎・外周工事 約150万円 道路境界2面分の化粧ブロック・メッシュフェンス
※ここが最もコストがかかる「角地税」部分
2. 目隠しフェンス 約60万円 リビング前など「座る場所」限定の高尺フェンス
※全周を隠す予算はないためポイント施工
3. 駐車場・門まわり 約70万円 駐車場コンクリート(2台分)、機能門柱、アプローチ
4. 隅切り・植栽 約20万円 コーナー部分の植栽処理、シンボルツリー
合計 約300万円 ※道路の長さにより基礎費用は大きく変動します

ご覧の通り、予算の半分(150万円)が「境界を作るだけ」で消えてしまいます。カーポートやウッドデッキを入れる余裕はほとんどありませんが、これが角地で「きちんとした外観」を保つための最低ラインです。

角地でやってはいけない「要塞化」と「スカスカ」

予算とプライバシーのジレンマで失敗しやすいのが、極端なプランニングです。

❌ 失敗1:全周を目隠しして「要塞」になる

「見られたくないから」と、道路に面する2面すべてを高さ1.8mの目隠しフェンスで囲うと、閉塞感がすごく、防犯上も(泥棒が隠れやすいため)良くありません。何より、フェンス代だけで100万円以上かかり、他の予算がなくなります。

❌ 失敗2:予算不足で「スカスカ」になる

外周費用をケチって、道路面まで安価なメッシュフェンスにしてしまうと、家の中が丸見えになり、せっかくの角地の品格が台無しになります。「見られる場所」には投資が必要です。

✅ 正解:視線を「散らす」テクニック

すべてを隠すのではなく、「人が座る場所(リビング窓前)」だけフェンスで隠し、それ以外は植栽やポールで視線を「散らす」のがプロの手法です。

💡 プロが教える「隅切り(すみきり)」の活用法

角地には、道路の交差部分をカットした「隅切り」というスペースがあります。ここは車や人が通るため、ブロックや柱を建てられません。
このデッドスペースになりがちな場所に、あえて「低木とスポットライト」を配置してください。視線が自然と照明に行き、建物内部への視線を逸らす効果がある上、街並みに対して非常に美しい貢献(ランドマーク効果)を果たします。

角地特有の「カーポート配置」の難しさ

角地は2方向から車を入れられるメリットがありますが、カーポート設置には制約があります。

  • 柱が隅切りにかかる: 道路斜線制限や隅切りの影響で、柱を建てたい場所に建てられないことがあります。
  • 建ぺい率の罠: 角地は建ぺい率が緩和され、建物が大きく建てられる分、駐車スペースが狭くなりがちです。

「柱を後ろに下げる(後方支持)」や「梁を飛ばす(U.スタイル等)」といった特殊なカーポートが必要になるケースが多く、標準工事費+α(10〜20万円)の予備費を見ておくのが賢明です。

まとめ

角地の外構計画、成功へのポイントは以下の3点です。

  1. 角地コストを覚悟する: 外周工事費が通常の1.5倍〜2倍かかる前提で予算を組む。
  2. 選択的目隠し: 全周を囲わず、リビング前などの重要ポイントのみ隠す。
  3. コーナーを飾る: 隅切り部分を植栽で演出し、視線をコントロールする。

まずは、あなたの土地の「道路に面している長さ」が何メートルあるのか。それによって基礎工事費がどれくらいになるのか、現実的な数字を知ることから始めましょう。

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